おかあさんといっしょ「月のうた」歴代一覧|1979年から現在まで年代別に紹介

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『おかあさんといっしょ』を見ていて、毎月楽しみになるもののひとつが「月のうた」。

昔の曲をふと耳にして、

「これ、何年の歌だったんだろう?」
「この頃のお兄さん・お姉さん、懐かしい!」
「子どもが小さい頃、毎日のように聞いていたな」

と記憶がよみがえることもあります。

「にじのむこうに」「ぼよよん行進曲」など、今も知られる名曲がいつ生まれたのか、そして長い歴史の中で「月のうた」がどのように受け継がれてきたのかまで振り返ります。

私自身の子育ての記憶に残っている「魔法のピンク」「夢の中のダンス」の思い出も紹介します。


「月のうた」はいつから始まった?

歴代の「月のうた」を振り返る前に、知っておきたいことがあります。

1979~1985年度と1986年度以降では、少し事情が違います。

1979年から番組オリジナル曲の歴史をたどることができますが、この時期は現在のような規則的な「毎月1曲」という形式ではありません。そのため、1985年度以前の楽曲には放送月を特定できないものがあります。

そして1986年度から、月ごとに新曲が登場する現在につながるスタイルが定着していきました。

つまり、

時期月のうたの特徴
1979~1985年度現在のような規則的な月替わり形式ではない
1986年度~月ごとの「月のうた」が定着

という違いがあります。

また、1986年度以降も「7・8月」「2・3月」のように、1曲が複数月にまたがる年度があります。

「1年に必ず12曲」という仕組みではありません。


1979~1985年度|「月のうた」につながる初期の時代

1979年当時に出演していた歌のお兄さん・お姉さんは、宮内良さんと奈々瀬ひとみさん。

1979年には「ぶうぶうぶう」「きいろい木馬」「わらいねこハッピネス」「くいしんぼうのパピポ」などが確認できます。

1980年には、

「ジャングルポケット」
「ないないクレヨン」
「おおきなくちあけて」

なども登場。

中でも「ジャングルポケット」は、後の世代にも知られる曲になりました。

ただし、この時期の曲を現在と同じ意味で「○月のうた」と断定するのは避けた方が正確です。

1985年度以前は月のうたがまだ定着しておらず、放送月が分からない曲もあるため、この記事でも初期の楽曲群として扱います。


1986~1989年度|月替わりの「月のうた」が定着

1986年度になると、現在につながる月替わり形式が定着します。

1986年度は次のようになっていました。

月のうた
4月木がいっぽん
5月ドラネコロックンロール
6月こんなこいるかな
7・8月はんそでくん
9月ぼくはあくびマン
10月おちばのおまつり
11月えんとつをつくろう
12月白いいき
1月びっくりマーク
2・3月おえかきラブレター

この時代の歌のお兄さん・お姉さんは、坂田おさむさんと森みゆきさん。

1987年度には「こねこのパンやさん」「ぞうさんのぼうし」「げんきひゃっぱい」なども登場しています。

この頃から、現在でもおなじみの「1か月、または複数月にわたって新しい歌を楽しむ」という月のうたの歴史が本格的に始まっていきます。


1990年代|現在も歌い継がれる名曲が続々誕生

1990年代の月のうたを追っていくと、「これも月のうただったの?」と思う曲がたくさん見つかります。

特に注目したいのが、

1992年6月「どんな色がすき」
1996年4月「にじのむこうに」
1999年1月「だんご3兄弟」

など。

現在では「昔の月のうた」というより、『おかあさんといっしょ』を代表する楽曲として知っている場合も多いのではないでしょうか。

その中でも「だんご3兄弟」は1999年にCD化され、番組の枠を越えて大きなヒットとなりました。

歴代の月のうたを調べていて面白いのは、放送された時には「その月の新曲」だった歌が、何十年も経つうちに番組の定番曲へ変わっていくことです。


2000年代|「ぼよよん行進曲」など現在につながる名曲の時代

2000年代にも、後の世代まで知られる曲が次々と登場しました。

たとえば2006年度には、

月のうた
4月ぼよよん行進曲
5月まっしろしろすけ
6月ガリダリシュッポン!
7・8月ただいまママ
9月おっとっとのオットセイ
10月やるきまんまんマンとウーマン
11・12月ありがとうお母さん
1月雪だるまのまほう
2・3月きみのこえ

その翌年度には「夢の中のダンス」、2008年度には「魔法のピンク」、2009年度には「ありがとうの花」も登場しています。

このあたりは、私自身の子育ての記憶とも強く重なっています。


2007年9月「夢の中のダンス」|初めてスペシャルステージへ行った思い出

「夢の中のダンス」は2007年9月の月のうた。

歌っていたのは今井ゆうぞうお兄さんとはいだしょうこお姉さんで、作詞・作曲は坂田修さんです。

私にとって、この曲はただの懐かしい月のうたではありません。

初めて子どもたちと『おかあさんといっしょスペシャルステージ』へ行った時の記憶と結びついている曲です。

それまでテレビで見ていた出演者のみなさんに初めて会えた時の感動は、今でも覚えています。

「夢の中のダンス」を聞くと、曲だけではなく、その時のワクワクした気持ちまで一緒に思い出します。


2008年9月「魔法のピンク」|子育て中、一番好きだった月のうた

そして、子育てをしていた頃に私が一番好きだった月のうたが「魔法のピンク」です。

2008年9月の月のうたで、歌っていたのは横山だいすけお兄さんと三谷たくみお姉さん。作詞・作曲はさだまさしさんです。

当時、私はたくみお姉さんが大好きでした。

だから「魔法のピンク」のたくみお姉さんが本当にかわいくて、この曲は今でも特に印象に残っています。

歴代の月のうたを調べていると、「曲が好きだから覚えている」だけではないことに気づきます。

その曲を見ていた時の子どもの年齢や毎日の生活、家族で出かけた場所まで、一緒に記憶に残っていることがあります。

「魔法のピンク」は、私にとってまさにそんな一曲です。


2010年代|だいたく時代から、ゆういちろう・あつこ時代へ

2010年代前半は、横山だいすけお兄さん・三谷たくみお姉さんの「だいたく」コンビの時代。

2010年度には、

「コロンパッ」
「ジューキーズこうじちゅう!」
「ドコノコノキノコ」
「まほうのとびら」

などが登場しました。

2011年度には「キッチンオーケストラ」「新幹線でゴー!ゴ・ゴー!」、2012年度には「パンパパ・パン」「おめでとうを100回」なども登場しています。

その後、2016年度に小野あつこお姉さん、2017年度には花田ゆういちろうお兄さんが就任。

月のうたを年代順に見ていると、

「この曲はたくみお姉さんの時代だったんだ」

「これはあつこお姉さんになってからだった」

という発見があります。

楽曲だけでなく、歴代のお兄さん・お姉さんと一緒に振り返ると、番組の歴史がさらに分かりやすくなります。

関連記事:おかあさんといっしょ歴代お兄さん・お姉さん完全一覧|何代目・在任期間・交代年を比較


2020~2026年|現在の「月のうた」

2020年代に入っても、新しい月のうたは生まれ続けています。

2022年4月からは花田ゆういちろうお兄さん・ながたまやお姉さんのコンビとなり、2026年度も新しい楽曲が登場しています。

2026年9月時点で確認できる2026年の月のうたはこちらです。

月のうた作詞・作曲
1月ピンチピンチマーチ作詞・作曲:新沢としひこ
2月ゆきたいところへ作詞・作曲:川嶋あい
4月あしたにむかって作詞:Shusui/作曲:石川晃士郎
5月おかおサンドウィッチ作詞・作曲:名取将子
6月おにさがしのうた作詞:俵万智/作曲:栗原正己
7月はにわなダンス作詞:桑原永江/作曲:星部ショウ
9月オドレオドレドレ

2026年度はまだ進行中です。

そのため、この記事も新しい月のうたが発表されるたびに更新していきます。


「月のうた」から生まれた、今も知られる名曲

歴代曲を年代をまたいで見てみると、興味深いことがあります。

現在では『おかあさんといっしょ』の定番として知られている曲にも、もともと「月のうた」として登場したものがたくさんあります。

初登場曲名
1992年6月どんな色がすき
1996年4月にじのむこうに
1999年1月だんご3兄弟
2006年4月ぼよよん行進曲
2007年9月夢の中のダンス
2008年9月魔法のピンク
2009年10月ありがとうの花

ここでは「歴代人気ランキング」とはしていません。

長い歴史を持つ番組だけに、世代によって思い入れのある曲は違いますし、すべての曲を同じ条件で順位づけできる公式データもありません。

むしろ面白いのは、最初は1か月を中心に放送された新曲が、何年、何十年と歌い継がれていくことです。

「月のうた」は、その時代の新曲を生み出す仕組みであると同時に、後の『おかあさんといっしょ』を作る楽曲が生まれる場所でもあったことが分かります。


月のうたを作った人を見ると、別の歴史が見えてくる

歴代の月のうたは、歌のお兄さん・お姉さんだけでなく、作詞・作曲を担当した人に注目しても面白いです。

たとえば、

「夢の中のダンス」 作詞・作曲:坂田修さん
「魔法のピンク」 作詞・作曲:さだまさしさん
「ぼよよん行進曲」 作詞:中西圭三さん・田角有里さん/作曲:中西圭三さん
「ありがとうの花」 作詞・作曲:坂田おさむさん

となっています。

坂田おさむさんは、かつて歌のお兄さんとして番組に出演した後も、楽曲制作という形で『おかあさんといっしょ』に関わってきました。

一方、「魔法のピンク」を作ったのは、さだまさしさん。

2026年を見ると、川嶋あいさん、俵万智さん、星部ショウさんなど、さまざまな分野で活躍するクリエイターの名前があります。

出演者だけを追っていると見えにくいですが、作る人まで見ていくと、月のうたにはもう一つの歴史があることが分かります。


ぷりママの考察|「月のうた」は子育て時代の記憶になる

ここからはぷりママの考察です。

「月のうた」という名前だけを見ると、その月を中心に楽しむ歌のようにも感じます。

でも、1979年から現在までの曲を振り返ってみると、実際はまったく違いました。

「ぼよよん行進曲」のように何年経っても知られている曲があります。

「魔法のピンク」のように、当時のお兄さん・お姉さんの姿と一緒に記憶している曲もあります。

そして私にとっての「夢の中のダンス」のように、家族で出かけた日の記憶と結びついている曲もあります。

子どもが小さい頃は、毎日のように流れていた『おかあさんといっしょ』。

その時には「新しい月のうた」という感覚だったものが、10年、20年と時間が経つことで、子どもが小さかった頃を思い出させてくれる曲へ変わっていきます。

これこそ、「月のうた」が長く続いてきた面白さのひとつなのではないでしょうか。


ぷりママのひとこと

ぷりママ
ぷりママ

私にとって「魔法のピンク」は、大好きだったたくみお姉さんのかわいさと一緒に残っている曲。

「夢の中のダンス」は、子どもたちと初めてスペシャルステージへ行き、出演者のみなさんに初めて会えた時の感動と一緒に残っている曲です。

曲を探していたはずなのに、その頃の家族の思い出まで見つかる。

歴代の月のうたを振り返る楽しさは、そこにもあるように感じます。


今の「月のうた」も、いつか家族の思い出になる

ここまで歴代の「月のうた」を振り返ってきて、改めて感じたことがあります。

今、何気なくテレビから流れている「月のうた」も、何年か経ったらきっと、懐かしくてたまらない一曲になるんですよね。

私にとっての「魔法のピンク」や「夢の中のダンス」が、まさにそうでした。

当時は、何年も経ってからその曲を聴いて、子どもたちが小さかった頃のことまで思い出すなんて考えていませんでした。

でも今では、曲を聴くだけで、その頃のテレビの前の風景まで思い出します。

だから、今まさに『おかあさんといっしょ』を見ているご家庭には、その時代の歌を映像でも残しておくのも素敵だと思います。

2026年の最新ソングブック「だいすきがいっぱい」には、1年分の「月のうた」11曲をはじめ、番組で親しまれている曲が全20曲収録されています。

毎日のようにテレビで聴いていた歌を、お子さんと一緒に何度でも楽しめるのはもちろんですが、私はむしろ何年か経ってからもう一度見る楽しみもある作品だと思っています。

子どもが大きくなった頃に、

「この歌、毎日歌ってたよね」

「この頃、本当に小さかったね」

なんて話しながら一緒に見る日が来るかもしれません。

「月のうた」は、その時はただの今月の新曲。

でも時間が経つと、不思議なくらい家族の思い出が詰まった歌になっていきます。

今の『おかあさんといっしょ』が大好きなお子さんがいるご家庭なら、その時間ごと残しておきたい一枚です。

ぷりママのおすすめ商品です!是非チェックしてみて下さい♡

まとめ|「月のうた」をたどると、それぞれの時代が見えてくる

『おかあさんといっしょ』では、1979年から現在「月のうた」の歴史として整理される楽曲が確認でき、1986年度から現在につながる月替わり形式が定着していきました。

その中から、「にじのむこうに」「だんご3兄弟」「ぼよよん行進曲」「ありがとうの花」など、時代を越えて知られる曲も生まれています。

ただ、月のうたの魅力は有名になった曲だけではありません。

昔の曲名を見て、

「この頃のお兄さんとお姉さん、懐かしい」

「子どもがこの歌をよく歌っていた」

「この曲を聞くと、あの頃を思い出す」

そんな記憶が戻ってくることもあります。

「月のうた」をたどることは、『おかあさんといっしょ』の音楽の歴史をたどると同時に、それぞれが番組を見ていた時代を振り返ることでもあるのかもしれません。

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