天才てれびくんMTK歴代名曲大全|ミュージックてれびくんを年代別に振り返る

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「昔の天てれで流れていた、あの曲は何だったんだろう?」

天才てれびくんを長く見てきた中で、出演していたてれび戦士と同じくらい記憶に残っているのが「音楽」です。

私の場合、特に忘れられないのがウエンツ瑛士さんが歌った「8cm」。

学校が終わって家に帰り、テレビを見ていると流れてきた曲で、今でもタイトルを見るだけで当時の放課後まで思い出します。

この「8cm」から1998年度に始まったのが、天てれを代表する音楽企画「MTK(ミュージックてれびくん)」です。

MTKはその後、天才てれびくんワイド、MAX、大!天才てれびくんへと受け継がれ、2013年度まで新作が登場。その後しばらく新作がない期間を経て、2022年には8年ぶりの復活が公式に発表されました。

この記事では単なる曲名一覧ではなく、

「いつMTKが始まったのか」
「どんなてれび戦士が歌ったのか」
「時代によってMTKはどう変わったのか」
「どんな名曲があったのか」
「一度途切れたMTKはいつ復活したのか」

という約30年の流れを、年代別に振り返ります。


MTK(ミュージックてれびくん)とは?

MTKは「ミュージックてれびくん」の略称。

てれび戦士たちが歌やダンスを披露するミュージックビデオ企画で、1998年度にスタートしました。

初期から番組オリジナル曲だけでなく、邦楽・洋楽のカバーも取り入れていたのが特徴です。NHKグループの公式商品ページでも、1998~2001年のMTKを収録したDVDについて「番組オリジナル曲、邦楽カバー、洋楽カバー」を収録した作品と紹介されています。

そして記念すべきMTK第1曲が、

「8cm」/ウエンツ瑛士でした。

ここから長いMTKの歴史が始まります。


MTKの歴史を年表で見る

まずはMTKの大きな流れを整理してみます。

時代番組MTKの主な動き
1998年度天才てれびくん「8cm」からMTKスタート
1999~2002年度天才てれびくんワイドオリジナル・邦楽・洋楽カバーなど多数のMTKが登場
2003~2006年度天才てれびくんMAXMAXになってもMTK継続
2007~2010年度天才てれびくんMAXエンディングMTKとして展開
2011~2013年度大!天才てれびくん新しい世代のてれび戦士によるMTKを展開
2014~2021年新作MTKが途切れた時期
2022年天才てれびくんhello,8年ぶりにMTK復活
2023年以降天才てれびくん復活後のMTKが続く

ソニーミュージックの2022年発表でも、MTKは「1998年から2014年まで」親しまれ、2022年に8年ぶりに復活した企画と説明されています。

ここがMTKの歴史を理解する大きなポイントです。

ずっと同じ形で30年間続いてきたわけではありません。

長い歴史の中で形を変え、一度新作が途切れ、それでも復活した企画なのです。


MTK以前から「天てれ×音楽」は印象的だった

MTKが始まったのは1998年度ですが、天てれと音楽の関係はもっと前から始まっています。

私が天てれの音楽でもう一曲、特に印象に残っているのが、「タイムマシーンでいこう」です。

1993年度から使われた初期のオープニングテーマで、すかんちが歌い、ROLLYさん(当時の表記はローリー寺西)が作詞・作曲を担当しました。

これはMTKではありません。

それでも私の中では、「タイムマシーンでいこう」も「8cm」も、昔の天てれを一瞬で思い出させてくれる曲です。

1993年の番組開始当初から印象的な音楽があり、そこから約5年後の1998年に、てれび戦士が歌うMTKが誕生する。

こうして見ると、音楽は天てれの歴史を語るうえで欠かせない存在だったことが分かります。


1998年度|ウエンツ瑛士「8cm」からMTKが始まる

MTKの歴史で最初に登場するのが「8cm」です。

1998年度のMTKには、

曲名
8cmウエンツ瑛士
恋はあせらずジャスミン・アレン
YAKINIC GO GO松川佳以
YOU ARE MY DREAM中田あすみ・佐久間信子
JUMP安藤奏・ダーブロウ有紗
極楽はどこだザ・フルース・フラザース

などがありました。

ここで興味深いのが、MTKが最初から一つの音楽ジャンルに限定されていなかったことです。

例えば「恋はあせらず」は海外の名曲をもとにしたカバー。

一方で、オリジナル楽曲もあります。

子ども向け番組の音楽コーナーでありながら、さまざまな音楽と出会える場所になっていました。


私にとって「8cm」は放課後の記憶

ぷりママ
ぷりママ

MTKの中で私が一番好きなのも「8cm」です。あぁ懐かしい♡

学校が終わって家に帰り、テレビを見ている時間に流れていた曲。

今振り返ると、曲だけを覚えているというより、

「天てれを見ていた放課後」

そのものを覚えているような感覚があります。

昔聴いていた曲を久しぶりに耳にすると、その頃の部屋や時間まで思い出すことがあります。

MTKには、そうした記憶まで一緒に残っている曲が多いように感じます。


1999~2002年度|天才てれびくんワイドとMTK

1999年度から番組は「天才てれびくんワイド」へ。

MTKもさらに多彩になっていきます。

初期の公式DVDに収録された楽曲を見るだけでも、

「恋のギルティー」
「空にまいあがれ」
「Can do it!」
「ゴォ!」
「恋は早いもの勝ち」
「ハッピーマン」
「君の声がする」
「運命’99」

など、今でも曲名を見て懐かしく感じる作品が並びます。

ウエンツ瑛士さん、中田あすみさん、大沢あかねさんなど、その後もテレビなどで活躍するメンバーがMTKに参加していたのも、今になって振り返る楽しさの一つです。

「この人もてれび戦士だったんだ」

だけではなく、

「この曲を歌っていたんだ」

という発見があります。

歴代てれび戦士については別の記事で年度別にまとめています。

【内部リンク挿入:天才てれびくん歴代てれび戦士完全一覧】


2003~2006年度|MAXになっても続いたMTK

2003年度から番組は「天才てれびくんMAX」へ。

番組タイトルや世界観が変わってもMTKは続きました。

この時代になると、初期MTKとはまた違った世代のてれび戦士が登場します。

MTKを長く追いかけてみると、

「自分にとっての天てれはどの時代か」

によって、思い浮かぶ曲がかなり違うことに気づきます。

1998年の「8cm」が強く残っている世代。

ワイド時代のMTKが懐かしい世代。

MAX時代の曲こそMTKだと感じる世代。

これだけ長く続いた企画だからこそ、それぞれに「自分のMTK」があるのだと思います。


2007~2010年度|MTKがエンディングへ

MTKはずっと同じ形式だったわけではありません。

MAX後期になると「エンディングMTK」として番組の最後を飾る形へ変化していきます。

さらに2009年度には、

「MTKクラシックス」

という過去のMTKを振り返る企画まで登場しました。

1998年の開始から約10年。

この時点ですでに、過去のMTKを「懐かしい曲」として振り返れるだけの歴史ができていたことになります。

また、この時代にはMTKから生まれたユニットも印象を残しました。

2009年度にはDream5が登場し、「タビダチノウタ」もMTKとして放送されています。

今振り返ると、MTKは単に「てれび戦士が歌うコーナー」というだけでなく、新しい音楽やユニットに出会う場所にもなっていました。


2011~2013年度|「大!天才てれびくん」でもMTKは継続

2011年度から「大!天才てれびくん」がスタート。

ここでもMTKは続きます。

日本コロムビアからは「大!天才てれびくん MTK the 16th」も発売され、

「カラフル!」
「英雄キッド」
「風の自転車」
「ロケット・モグラーに乗って」
「Start line」
「こんなもんじゃないブルース」

などが収録されました。

そして2012年度も新作MTKが続きます。

代表的なものを見てみると、

曲名主な歌唱者
ハイフライングガール岡田結実
冒険少年R長江崚行
空と海の光浅賀玲音・長谷川ニイナ
パタタピテ ポタツピテ鎮西寿々歌・長江崚行ほか
世界のからくりと僕のゆびさき浅賀玲音
街は冬に踊る鎮西寿々歌・長谷川ニイナ・ソーズビー航洋
アナコンダ・ラヴ♥寺田朱里・ROLLY
Bound, Go Ahead!鎮西寿々歌・長江崚行ほか

といった曲があります。

「アナコンダ・ラヴ♥」にはROLLYさんも参加。

初期天てれの「タイムマシーンでいこう」を覚えている私としては、ここで再びROLLYさんの名前が出てくるのも面白いところです。

日本コロムビアの「MTK the 17th」には2012年度の楽曲がまとめて収録されました。


2013年度|いったんMTKの歴史に区切り

2013年度にもMTKは多数制作されています。

例えば、

「背中で美学」
「水晶庭園」
「マジックアワー」
「奇跡の子」
「ダークマター」
「ゆーやけあきいろ」
「Jump’n’Jive 踊れ!」
「クール・ジャパンでエエじゃないか!」
「宝のアリカはQuestion」

など。

2013年度だけでも11作が確認できます。

その後、MTKの新作には長い空白期間が生まれます。

そして、ここから約8年。

2022年に大きな動きがありました。


2022年|MTKが8年ぶりに復活!

2022年、「天才てれびくんhello,」でMTKが復活しました。

ソニーミュージックやNHK出版の発表でも、

「8年ぶりに復活」

と明記されています。

復活後には、

「光の鍵」
「Be The World」
「七人だからレインボー」

などが登場。

特に「Be The World」は小室哲哉さんが作詞・作曲・編曲・プロデュースを担当しました。

歌ったのは、

マウナ
ソラ
マリア
ソノマ
テッショウ

のてれび戦士5人。

小室哲哉さんが、てれび戦士たちと話し合いながら新曲を書き下ろしたことも公式発表されています。

1998年に始まったMTKが、24年後のてれび戦士たちにも受け継がれたことになります。


2023年以降もMTKは続いている

復活は一度きりではありませんでした。

2023年には「Be The World(サスティナブルver)」がMTKとして登場しています。

2024年には、

「ちぃあわせ音頭」

が登場。

歌詞にはてれび戦士自身も関わり、民謡クルセイダーズが演奏しています。

つまりMTKは、

1998年に始まった昔の人気企画

だけではありません。

一度長い空白を挟みながらも復活し、新しい世代のてれび戦士へ受け継がれています。


MTKの約30年を比べると見えてくる変化

ここからはぷりママの考察です。

MTKの歴史をまとめて見てみると、大きく3つの時代があるように感じます。

① 1998年~|いろいろな音楽と出会うMTK

初期にはオリジナルだけでなく、邦楽・洋楽のカバーも多数登場。

子どもの頃にMTKで初めて昔の名曲や海外の音楽を知ったケースもあったと思います。

2021年の「天才てれびくん the STAGE」公式サイトでも、カバーMTKを通じて洋楽の名曲に初めて触れた子どもも多かったと紹介されています。

② MAX~大!天てれ|てれび戦士の個性がより見えるMTK

ソロ、ユニット、グループなど組み合わせが非常に多彩。

歌唱する戦士に合わせて作られたオリジナル曲も増え、「この戦士だからこの曲」という楽しみ方がより強くなっていったように見えます。

③ 2022年~|クリエイターと一緒に作る新しいMTK

小室哲哉さん、東京スカパラダイスオーケストラなど、プロの音楽家との制作が前面に出た作品も登場。

さらに「ちぃあわせ音頭」では、てれび戦士が歌詞に関わっています。

形は変わっても、

「てれび戦士が音楽を通して自分たちを表現する」

というMTKらしさは残っているように感じます。


MTKを「てれび戦士」から振り返るのも面白い

MTKは曲名だけでなく、てれび戦士から探してみると別の楽しみ方ができます。

ウエンツ瑛士さんなら「8cm」。

中田あすみさんなら「YOU ARE MY DREAM」など。

岡田結実さんなら「ハイフライングガール」。

長江崚行さんなら「冒険少年R」。

さらにMTKの出演回数という記録を見ると、モニーク・ローズさんとダーブロウ有紗さんが12回、岩井七世さんと山元竜一さんが11回など、何度もMTKに登場した戦士も確認できます。

曲から戦士を思い出すこともあれば、戦士の名前から曲を思い出すこともあります。

歴代てれび戦士については、こちらの記事で年度別に詳しくまとめています。


ぷりママが一番印象に残っているMTKは「8cm」

たくさんあるMTKの中でも、私が一曲選ぶなら「8cm」です。

理由は単純に曲が好きだから、だけではありません。

学校から帰ってきて、家で天てれを見る。

そのテレビから「8cm」が流れていた。

今では曲名を見るだけで、その頃の時間まで一緒に思い出します。

そしてさらにさかのぼると、1993年の「タイムマシーンでいこう」も強く記憶に残っています。

MTKではない「タイムマシーンでいこう」。

MTK最初の「8cm」。

その後、たくさんのてれび戦士が歌ったMTK。

そして2022年には、当時の天てれを見ていた世代が大人になった頃にMTKが復活しました。

こうして並べてみると、MTKは単なる音楽コーナーではなく、天てれを見ていた時代そのものと結びついているように思います。

昔の曲を聴いた瞬間に、「あの頃、学校から帰って天てれ見てたな」と記憶が戻ってくる。

私にとってMTKの一番の魅力は、そこなのかもしれません。


昔のMTKをもう一度見たい場合は?

曲名を見ていると、今度は映像も見たくなってきます。

MTKは歌だけではなく、てれび戦士が出演したミュージックビデオまでセットで記憶に残っている作品が多いからです。

そんな1998~1999年度のMTKをまとめて見ることができるのが、

『天才てれびくん ワイド ミュージックてれびくん ザ・ビデオI』

収録されているのは全部で15曲。

「8cm」だけでなく、

「恋はあせらず」
「YAKINIC GO GO」
「YOU ARE MY DREAM」
「Can do it!」
「恋は早いもの勝ち」
「世界中の全ての色」

などなど。

名前を見ただけで「懐かしい!」となった人もいるんじゃないでしょうか?

さらに今見ると面白いのが、ウエンツ瑛士さんだけではありません。

大沢あかねさん、中田あすみさんなど、現在も活躍している方たちのてれび戦士時代を見ることができる。

これも大人になった今だからこその楽しみ方ですね。

購入した人の感想を調べてみても、「懐かしい」「子どもの頃を思い出した」といった声が見られました。

一方で、権利などの事情なのか、当時のMTKすべてが収録されているわけではないという指摘もありました。

それでも、1998~1999年度の天てれを見ていた人にとっては、かなり懐かしい映像が詰まった一本です。

▶ 1998~1999年度の天てれをもう一度見てみたい方


2000年度――てれび戦士の「個性」がもっと見えてくる

そして2000年度。

『ミュージックてれびくん ザ・ビデオII』には、この年度のMTKが収録されています。

「Roam ~愛があれば~」
「たんぽぽ」
「ダイナマイト」
「おかしな午後」
「走れRUN²!」
「HONEY BEAT」
「SUPERGIRL」
「Angel snow」

など、全14曲。

こうしてタイトルを並べてみるだけでも、当時見ていた方はいろいろ思い出すんじゃないでしょうか。

ぷりママがⅠ、Ⅱと続けて見ていて感じるのは、

MTKって、てれび戦士の成長記録でもあったのかもしれない

ということ。

現在の姿を知っている人の子ども時代を見る楽しさもありますが、それだけじゃない。

何年も出演しているてれび戦士なら、昔の映像から少しずつ表情が変わったり、歌やダンスが上手くなったりしていく。

毎日のように番組を見ていた当時は気付かなかった変化が、大人になってまとめて見ると分かるんですよね。

そして、このDVDについて調べていて非常に印象に残ったことがあります。

発売からかなりの年月が経っているのに、今でも「懐かしくて買った」という人がいること。

中には、映像を見た瞬間に当時を思い出して胸がいっぱいになったという趣旨の感想もありました。

これ、すごく分かる気がします。

DVDそのものが欲しいというより、

「あの頃の自分にもう一度会いたい」

のかもしれません。


2001年度――曲を聴くと「その頃の自分」まで戻ってくる

そして3本目。

『ミュージックてれびくん ザ・ビデオIII』

2001年度を中心としたMTKが収録されています。

「君のそばにいたい」
「本当は何になりたいんだろう」
「元気を出して」
「きれいな水」
「VACATION」
「花のランランパワー」
「BIG SMILE BABIES」
「Jump in the Line」
「Be My Friend」
「クレマチス」
「Material Girl」
「空になりたい」

など、全13曲。

中田あすみさん、ダーブロウ有紗さん、岩井七世さん、俵有希子さん、俵小百合さん、モニーク・ローズさんなど、懐かしい名前も並びます。

さらに、スーパーライブの映像なども特典として収録されています。

そしてⅠ・Ⅱ・Ⅲと調べてきて、ぷりママが一番面白いと思ったのがここ。

昔の曲って、

曲だけを思い出すんじゃないんですよね。

「これ見てたとき、自分は何年生だったっけ?」

「この頃って、学校で何してたっけ?」

「学校から帰ったら、まずテレビつけてたなぁ」

なぜか曲とは直接関係のない記憶まで一緒に出てくる。

『ザ・ビデオIII』の購入者レビューにも、「何年たってもいい」「当時の思い出が蘇る」といった趣旨の感想が残っています。

天てれって、毎日のように見ていた子どもたちにとって、

「好きなテレビ番組」以上に、生活の一部だった

のかもしれません。

だから20年以上経った今でも、もう一度見たくなる。

そう考えると、このDVDは昔のテレビ番組を見るものというより……

昔の自分に会いに行くDVDなのかもしれません。


まとめ|MTKには「天てれを見ていた頃」が詰まっている

MTKは1998年度、「8cm」から始まりました。

ワイド、MAX、大!天才てれびくんへと受け継がれ、多くのてれび戦士がさまざまな曲を歌ってきました。

その後、新作が途切れた時期を経て、2022年には8年ぶりに復活。

今の世代のてれび戦士にもMTKは受け継がれています。

約30年の歴史を振り返って感じるのは、MTKの魅力は「何曲あったか」だけではないということ。

曲を見つけた瞬間に、その頃のてれび戦士や番組、さらには天てれを見ていた自分の生活まで思い出す。

「8cm」で私が放課後を思い出すように、昔見ていた時代のMTKを探してみると、忘れていた天てれの記憶まで一緒によみがえってくるかもしれません。

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